島口について

島口について

奄美の方言(=奄美語、島口、シマユムタ)は標準語とはかなり異なります。きっと初めて聞く人には何を言っているか分からないかもしれません。

奄美語は、琉球諸語のひとつ。琉球と薩摩、どちらの影響も受けている独特の言葉です。その中でも大和村で使われている方言は、奄美大島の北部方言に含まれています。

母音が7つあり、中舌音も使われるため、音をひらがなで表記するのは困難です。

【大和村の方言の特徴】

①大和浜集落は、かつて豪族の家があったことから、丁寧な方言を使う人が多い

②驚きの表現「はっげー!」より「あぶじー!」を使う人がいる

③昔は集落間の行き来が少なかったことから、各集落で若干方言が違う

【よく使われる方言】

・ありがっさまりょーた=ありがとうございました

・うがみんしょーら=こんにちは

・わたし/あなた=わん/やー

・何=ぬー

・そうそう(同意する時)=ちゃーちゃー

 

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