大和村の最西端、宇検村と隣接しています。
今里は三方を切り立った山に囲まれており、集落の前にはサンゴ礁が広がる海があります。沖には立神(たちがみ)がそびえ立っていて、その姿は壮大優美。昭和50年代までは女性司祭であるノロによって拝まれており、現在でも集落の守り神として信仰されています。
今里の豊年祭は、大和村の中でも独特な雰囲気を持っています。
トネヤが2ヶ所あって(かつては4ヶ所あった)、男トネヤと女トネヤと分かれています。
フリダシという力士の入場では、先頭の男性の体に墨を塗りたくり刀を振りながら、男トネヤから列をなし公民館に向かいます。
女性のフリダシでは、浴衣を着た女性たちが力飯のお盆を頭に乗せて入場し、土俵を回った後に、女トネヤで八月踊りを踊ります。
八月踊りでは、今里のみで踊られているヨーハレがあります。ヨーハレは輪にならず、踊りながら行進します。
【見所】
立神
サンゴの石垣
今里鰹漁業記念碑
樹齢500年のフクギ